皆さんは、「仕事と勉強の違いは何ですか?」と聞かれた際、どのように答えますか?
私自身は「お金をもらえるか」「お金をもらえないか」で回答したのですが、今になっては当たり前のことでしか言えず、適切な回答ができませんでした。
SEの立場から「仕事と勉強の違い」を新人に質問されたときにどのように回答するか。この記事で考えていこうと思います。
「仕事」と「勉強」の意味は?
まずは、それぞれの単語の意味を理解することから始めましょう!
「仕事」の意味
まずは、仕事の意味から調べていきましょう。「仕事の意味」として、次の通りとなります。
- 何かを作り出す行動(アウトプット)
- 何かを成し遂げるための行動
なんとなくわかりますよね。例を出すと次の通りです。
仕事の意味 | 例 |
---|---|
何かを作り出す行動(アウトプット) | スマートフォンのアプリを作る ATMのシステムを作る |
何かを成し遂げるための行動 | AIを発明する 新しいヒト型ロボットを開発する |
「勉強」の意味
次に、勉強の意味について調べていきましょう。「勉強の意味」として、次の通りとなります。
- 学問などを学ぶこと
- 経験すること
これについても、なんとなくわかります。学問については、学校で「国語」や「数学」を学んでいました。私自身もいい大学に行くために勉強しました。それは、すなわち努力をしていたわけです。
私が考える「仕事と勉強の違い」とは?
SEの仕事をしている私が感じたことは、勉強の延長線上が仕事に仕事がある!ということです。
仕事はまず「成果(アウトプット)を出す」ということです。アウトプットを出すには知識がないと出せません。
例えば、Wordを使ってレポートを出すにしても「PCの知識」「キーボードの知識」が必要になります。どんな小さな仕事では、何かしら知識がないとできません。
では、その知識はどうやって身に着けるか。それが勉強だと思います。
私は、「勉強と仕事」の意味を次の通りに解釈しました。
「勉強とは、仕事・アウトプットをするための前準備」
「仕事とは、勉強したことをアウトプットとして成果を出す場所」
SEとして、「勉強と仕事の違いは?」に対する回答
これを踏まえて、私(SE)の立場から、新人に「勉強と仕事の違いは何?」と質問されたらこう答えます!
勉強は、アプリを作成するためにプログラミング言語・PCの事を学ぶこと
仕事は、学んだことを駆使して、お客さんの要望に応える事
SEの立場から説明すると、仕事するためには次の知識・力が必要になります。
- プログラミングの知識
- PCの知識
上記の他にあるとは思いますが、ざっとこんな感じです。これらのことについては、すべて次のように勉強して知識・力を付けないといけません。
知識・力 | 勉強法 |
---|---|
プログラミングの知識 | 参考書で勉強する。 自分で簡単なアプリをプログラミングで作成する |
PCの知識 | 参考書を読む 不要なPCを解体して自分で勉強する |
これらのことを学んだあと、仕事を行います。お客さんから色々な要望があると思います。例えば次の通りです。
- かっこいいUIのアプリを作ってほしい!
- もっと全体的に動きを早くして!
これらのことは、上記で示したことがわかっていたら
- 何のプログラミング言語を使ったら、かっこよくできるか
- 速度を早くするには、どうすればよいか
に対して色々と考えることができ、お客様に最適な作成案/解決案を提供することができます。
このように、SEは勉強をしないと仕事ができない形になっています。
それでも、伝わらなかったら?
いかがでしたでしょうか?皆さんはどのように新人に答えますか?私の答えSEという立場で、導き出した回答になります。
人それぞれ、考えはあって異なる仕事・立場で考えられない/意味が分からないことがあると思います。
こんな時、一番誰に聞いたらいいかとというと、「家族」だと思います。一番一緒に居て、自分のことを分かってくれる一番の理解者です。
その人の言葉は必ず何かしら答えをくれます。
もし、なんでも質問されて、納得してもらえなかったら「家族に質問してみて!」と言ってもいいかもしれません。私自身そうしようと思います。